
大きな壁にぶつかると立ち往生してしまう。
こんな大きな壁を果たして乗り越えられるのだろうか? 考えて身動きがとれなくなってしまう事がある。
若い頃の先輩の言葉......
「苦労は買ってでもしろ!」「考えるな! ぶつかって行け!」
50才にならんとする私にとって、再度確認しなくてはならぬ言葉だ。
思い起こしてみると50才になるまでの人生、それなりの壁もあり、それなりに乗り越えてはきた。しかし何となく乗り越えてしまったとの表現のが正しい気がする。
これからはどうだろうか?
生きていく上でとてつもない大きな壁もあるかもしれない。
そんな事をつらつら思っていた時、ふと凧揚げをしていた頃を思い出した。
母方のおじいちゃんが私がまだ小学生の頃、手作りの凧を作ってくれた。市内の凧揚げ大会で優勝したのだ。そうだ! 凧揚げの凧のような人間ていいかもしれない! 風が強く吹けば吹くほどに勢いよく高みへ昇っていく! 凧は風が無ければ揚がらない。
大風が味方だ!
風を生きていく上での困難や壁だと例えたら?
困難や壁が大きければ大きいほどにいよいよの思いで乗り越えていく! 人間として成長していく!
そうか、凧のような人間っていいかもしれない!
そんな答えがでたら前が明るくなった。
私の母方のお祖父様の遺言。
「竜也、人間は生きたようにしか死ねないぞ! 生き様がそのまま死に様になる!」
「よくお祖父ちゃんを見とけ!」
お祖父ちゃんは安らかに息をひきとったことを、今でも鮮明に覚えています。
色々な死に直面してきた私、また50才にならんとしている私にとって、とても重要な言葉として胸にせまってきます。
生きた様にしか死ねない。
そういうものかもしれないと確信しつつあります。
人間は生まれてくる時と死ぬ時はたった一人です。
どう生きてどう死んでいくのか?
とても大切な言葉を遺してくれたお祖父ちゃんに、今さらながら感謝しています。
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