post: 2012年2月22日 02:25 PM
ジョウボーンのカスタムフィッテイングです
オークリー ジョウボーンをご使用のお客様から
フィッテイング調整の依頼を受けました。
ジョウボーンは自転車用なのですが、
「 とにかく掛けにくいので何とかならない? 」
とのことでした。
ダメなところは、
掛けると ① お鼻の接地が全然ない。
② ブリッジとお顔の隙間が空きすぎていて、
風と光が入りすぎる。
③ お鼻に乗っからないので下がり気味で
頬に当たり、頬でフレームを乗っけて
支えている感じ。
お客様曰く、
「 頬で止まっているからこれじゃあ ″ジョウボーン″ じゃなく
″ 頬ボーン ″ だよ! 」
お話を聞いて、私も勝俣もお客様も大爆笑です!!
″ オークリー 頬ボーン ″
とてもユーモアのセンスのある楽しいお客様です。
使用許可を得ましたので、これから使わせていただきます。
オリジナルノーズピースのみをご希望でしたがそのパーツ
だけでは改善できなそうなので、
私のカスタムフィッテイングを提案させていただきました。
(左がカスタム後 右がノーマル です)
ジョウボーンはブリッジ部分のカーブがかなりキツイので、
掛けると眉間とブリッジの隙間が空きやすいモデルです。
隙間が多いと上から光が入りやすくなり、
まぶしくなるのでマズイですね。
まずブリッジのカーブを起こしてフロントのカーブを少しずつ
緩やかにしていきます。
フロントカーブが緩くなるとテンプルが広がってしまうので
アイクチ部分から内側に曲げていきます。
掛けた時に頭部のサイドからホールドさせる力を加えるため、
テンプルのカーブも内側につけます。
こめかみ部分は外に外して頭部を包みこませるイメージです。
ジョウボーンはテンプル角度が下向きなので角度も変えます。
頬から離れる様にテンプルの傾斜を上向きに調整します。
フレーム全体のフィッテイングをしてバランスを変えてから
最後に鼻盛りです。
このフィッテイングと鼻盛りで 8 ~ 10 mm ぐらい
接地距離を変えることができます。
(鼻盛りパーツによってはもっと可能です)
自転車で使用する場合、 頬に当たると
風が流れないので曇りやすくなってしまうので
できたら頬から離したいですね!
↑ ノーマルです
↑ カスタム後です
↑ ノーマルです
↑ カスタム後です
スポーツサングラスとしてのオークリーのパフォーマンスが
ガラリと変わりますよ!!
″オリジナルカスタム ジョウボーン ″ 度付き RXエメラルドIrid. です。
カッコいいでしょ!
あなたの ″ ジョウボーン ″ 、
″ 頬ボーン ″ になってませんか?
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